ケバプチェ

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ブルガリアの細長いハンバーグのような挽肉料理、「ケバプチェ」。実はずっとケバ「 ブ 」チェだと思っていました。「 ブ 」ではなく「 プ 」だと知ったのは昨日のことです。以前ご紹介した ヴィネン ケバブ といっていた料理も、、 ケバブ でなく、 ケバプ でした。ここで訂正させていただきます。

私はブルガリアのパザール( 市場 という意味のブルガリア語で、これも バ でなく パ です。)が大好きで、ブルガリアにいるときはよく行きます。ある時、そこで野菜などを買い物した後、おなかがすいたので、たくさんの人が並んで買っていたケバプチェのサンドイッチを買いました。

大きなコッペパンのようなパンに、それにはちょっと小さいかなと思うぐらいのケバプチェが挟んでありました。食べようとしたとき、ふと視線を感じて前を見ると、ちょっと離れたところから、犬が一匹、私がサンドイッチにかぶりつこうとしている姿をじっと見つめていました。ソフィアにはたくさんの野良犬がいますが、みんなおとなしくてなんとかしてあげたくなるようなタイプの野良犬たちで、この子もそんな感じの犬でした。かわいそうに、おなかすいているのかなと思って、パンをちぎって道に置きました。

犬はこわごわと近づいてきて、パンに鼻をちょっとくっつけて、そして鼻をパンから離して私のほうをちらっと見た後、普通の顔をして去っていきました。…ええ? おなかすいていたんじゃないの?と思い、何、この犬。と少し気分を害しながらケバプチェのサンドイッチを食べていました。しばらくして、ケバプチェやさんの向かいの肉屋さんのおじさんが店から出てきて、ぽーん と大きな骨のかたまりを道に投げました。走ってそれを取りに行くさっきのお犬さま。つまり、この犬は、ケバプチェはほしかったけど、そんな喉が詰まりそうなパンはいらないよ。ということだったようです。それ以来、ブルガリアの犬には慎重に対処するようになりました。犬は見かけによらず。

今回ご紹介している「ケバプチェ」は、レストランで炭火で焼いたのものが食べられたり、街角のスタンドでもよく売られています。普通、家では作らないのですが、久々にこの味が恋しくなって、家で作ってみました。今回はグリルでなくフライパンで焼いたのですが、屋外で焼肉とかするときについでに焼いたらおいしくできるのではないかと思います。

ケチャップはつけずにそのまま食べてみてくださいね。

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「ケバプチェ」のレシピ (2人分)
(кебапче)

《参考》
1人分のカロリー: 360kcal

材料:

  • 挽肉 できれば牛と豚の合い挽き 300g
  • タマネギ 中半個 (100g)
  • 塩 小匙1弱
  • にんにく 1片
  • クミンパウダー 小匙1/4
  • 胡椒 少々

作り方:

  1. タマネギは細かくみじん切りにします。にんにくは摩り下ろします。
  2. ボウルの中に、すべての材料を入れて、挽肉が白っぽくなるまで手でよく混ぜます。
  3. まな板の上に混ぜた肉を15cm×15cmぐらいに広げて、包丁で縦に6等分に切込みを入れます。
  4. 肉を1本ずつ包丁に載せて手に移し、形をソーセージのようになるように両手で整えて、フライパンかグリルで表裏返しながら焼いて出来上がりです。フライパンで焼く場合は、フライパンに少し油を引いて、始めは強火で表面に焦げ目をつけてそれから弱火~中火で焼いたほうがいいと思います。

2件のコメント

  1. タヌ子:

    同じものがクロアチアにもあります!
    チェバブチッチ、或いはチェバピと呼ばれています。
    すご~く大きなパンで、一枚食べるのも大変なぐらい。
    いつも中身だけ食べて、パンは残してます。
    こちらではちょっとだけ辛い赤いペーストみたいなものがついてくるのですが、正体は不明です。
    これってハンガリーなどでもファーストフードとして人気があるようですが、ハンガリーもトルコに支配されかかってましたよね(されてたのかな?)。
    この辺一帯のお料理ってトルコの影響を強く感じますね。
    ギリシャでは野良犬も、野良猫が多く、猫撫で声を出して近寄ってくるのですが、パンをあげると『ふん!』と横を向かれてしまいます。
    彼らはイカやタコが大好物のようでした(贅沢!)。

  2. itsuko:

    その赤いペースト、多分ブルガリアにもあります。
    トマト、赤ピーマン、赤唐辛子のペーストになったもので、
    パンに塗って食べます。違うかな?

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