ブドウの葉と挽き肉のサルミ

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今年の春、実家の庭にブドウの苗を植えてもらったので、葉が収穫できたらご飯をブドウの葉で巻いて作ったサルミ(ブドウの葉のサルミ)を思いっきり食べたいと思っていました。

そして2週間程前に、母が15枚のブドウの葉を送ってきてくれました。本当はもっと欲しかったけれど、それ以上葉を取ってしまえば枯れてしまうかもということで、今年は15枚しか収穫できませんでした。

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この時期なので葉は少し固くなっていたけれど、とてもきれいな緑色をしていました。最初は大好きなご飯を包んだサルミを作ろうと思っていましたが、何か新しいブドウの葉を使ったレシピに挑戦したいと思い、今回はお米入り挽き肉のサルミを作ってみました。

肉の入っていないご飯だけのサルミに比べると、肉を使ったサルミは少しこってりした感じがしましたが、ヨーグルトと一緒に食べるととても食べやすくておいしい!今回作ったものは肉が多めのものですが、肉の量を減らしてお米の量を増やして作ったサルミもまたとてもおいしいです。

ブドウの葉が15枚しかなかったので、残ってしまった具はキャベツに包んだり、それも面倒になってピーマンに詰めたりもしました。こちらもおいしかったです。

ブドウの葉が手に入ったらぜひ作ってみてくださいね。

「ブドウの葉と挽き肉のサルミ」のレシピ(ブドウの葉20枚分ぐらい)
(лозови сарми с мляно месо)

材料:

  • ブドウの葉(できれば若い葉)20枚ぐらい
  • 牛挽き肉か牛豚合挽き肉 350g
  • バター 大匙2
  • 青ネギ 3〜4本
  • 米 50g (カップ1/4ぐらい)
  • パセリ 1枝
  • ミント 1枝
  • パプリカパウダー 小匙2
  • 塩 小匙1/2ぐらい
  • 黒胡椒 少々
  • プレーンヨーグルト 適量

作り方:

  1. ブドウの葉は洗っておきます。
  2. 米は洗ってざるで水を切っておきます。
  3. 青ネギはみじん切りに、パセリ、ミントは茎を取り除いて細かく刻んでおきます。
  4. 鍋にたっぷりの水を入れて塩少々を加えて火にかけ、沸騰したらブドウの葉を入れて2分ほど茹で、水気を切っておきます。(何回かに分けて茹でてもいいです。)
  5. フライパンにバター大匙1を入れて中火にかけ、青ネギと少量の水を加えて炒めます。そこにパプリカパウダーも加えて炒めます。
  6. 更に肉、米、胡椒、パセリ、ミント、塩、ひたひたになるぐらいの水を加え、時々混ぜながら弱火で煮て、水分がなくなったら火を止めます。
  7. 鍋を用意し、底に茹でたブドウの葉(破れたり小さいもので分量外)を敷き詰めます。(なければ敷かなくていいです。)
  8. その上にブドウの葉でご飯を包んだものを並べていきます。
    包み方は、ブドウの葉の真中に大匙1ほどのご飯を載せ、まず葉の上、下を少し重なるように折り、その後90度右に回して下からご飯を包むようにくるくる巻きます。
    巻き終わったら、巻き終わりが下になるように、鍋の底に隙間なく並べます。これを繰り返します。
  9. 8.の鍋に、ひたひたより少し多めの水とバター少々(分量外)を加え、平らなお皿で落し蓋をします。そして鍋の蓋もして中火にかけ、沸騰したら弱火で15分ほど煮ます。その後鍋の蓋を外して数分加熱し、水分がなくなれば出来上がりです。
    盛り付けは、サルミの上にヨーグルトをかけ、その上に、溶かしバターとパプリカパウダーを合わせたもの(小さな鍋かフライパンを弱火にかけてバター大匙1を溶かし、そこにパプリカパウダー少々を加えて混ぜ合わせる)をかけます。
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10件のコメント

  1. シカ:

    お久さです。

    日本ではブドウの葉って売ってるの見たことありませんが、
    一度は食べたいです。

    知り合いにブドウ農家の方がいればいいのですが、、

    いないです。

    でも、食べたいのでブドウ農家と知り合いになれるよう頑張ります!

  2. itsuko:

    シカさん、

    私もずっとブドウ農園から分けてもらうことを考えていましたが、
    近くになくて、しょうがなく実家で育ててもらうことにしたのです。

    でも最近気がついたのですが、近所を散歩していると、庭でブドウを育てているおうちが
    結構あるんです。
    うちの近所でも2軒ほどブドウを育てているのを見かけたのですが、
    勇気がなくて、ピンポン押して葉っぱくださいって言えませんでした。
    でもうちの母は、散歩中にブドウの世話をしている人を見かけて話しかけて
    コーヒーまでご馳走になるほど親しくなって、その話を聞いた私が頼み込んで
    ブドウの葉をもらって来てもらったことがあります。
    シカさんの近所にもブドウを育てているかたいらっしゃるかもしれませんね。
    ちょっと勇気を出せば手に入るかも…

  3. タヌ子:

    ブドウの葉のサルミはボスニアで止まってしまったようで、クロアチアのレストランではまず見かけません。
    なので、ブドウの葉も売ってません。
    クロアチアはワインの生産も盛んだし、果物としてのブドウの栽培もしてるので、葉は沢山あるはずなんですけどね…
    私も最近ファルシに凝ってます。
    フランスではお肉だけのファルシが主流ですが、ギリシャで学んだお米入りのファルシも良く作ります。
    最近はお肉+お米のファルシを作ることが多いです。
    ファルシは中身を好きなように変えられるので楽しいですよね!

  4. ブルガリア研究室・室長:

    Itsukoさま、おいしそうなサルミ(ギリシャ語でドルマ)のレシピをありがとうございます。ブルガリアとか、ベラルーシに02年頃できたトルコ系資本のホテルなどでは、ドルマを結構食べることができたのですが、おいしいと思いつつ自宅で妻も作った試しがありません。小生も面倒そうで試していません。でも、昔から一つの思いこみがあります:ばかばかしいけど将来試してみようといつも思っているのですが、実行していません。
     日本では、桜の木が並木道とか、どこにもあるし、春になると桜の葉っぱを塩漬けにして、これで桜餅を作りますよね。その容量で、並木の桜の葉っぱを勝手に少し失敬して、ブドウの葉っぱの代わりに使って、ご飯+豚肉+梅干しでドルマを作れば、和風ドルマが作れるのではないかという、奇抜なアイデアです。おいしいかどうか分かりませんが、このドルマなら、ヨーグルトをかけなくとも良さそうだけど。もっとも、ブルの味がゼロになって意味がないですね。
     今急に大雨の降る音がします、ダメなアイデアと天から叱られているような気がします。でも、確かに近くにある葉っぱというと、大葉とか、桜の葉っぱとか、ロメインレタス(マルーラ、これ最近近くでも売っています)などのサルミーを試すしかなさそう。梅干しはやめにして、Itsuko様のレシピで作れば、それなりにブルの味かも。

  5. カトリーヌ:

    ブドウの葉を使った料理、作ってみたいんですが、日本ではどうすれば手に入るでしょうね?
    ブドウの葉でひき肉を巻いた料理、フランスのレバノン料理店で食べ、大好物でした。フランスに住んでいた時には、これを食べると、ちまきを思い出し、ちょっと日本のことがなつかしくなったりしてました(笑)。
    このレシピはヨーグルトが入っている分、クリーミィでさっぱりしていて、さぞかしおいしいでしょうね♪

  6. yukacan:

    ええええ、15枚ですかあ?そんなに一口で食べ終わっちゃうわ。
    日本で葡萄の葉っぱ売っていないかしらねえ。ってトルコ食品の
    通販のページでみているんだけど、まだ見つからないです。
    やっぱり葡萄の木を育てるのが一番かな。
    私は肉入りは1回しか作ったことありません。黒海地方の人が
    作ったものをご馳走になったことがあるのですが今でもあの
    おいしさが忘れられません。
    itsukoさんのレシピの、青ねぎがトルコレシピにはないです。

  7. itsuko:

    タヌ子さん、

    クロアチアでブドウの葉を使わないのは本当に意外ですね。
    野菜に詰めものをする料理は私も大好きです。
    ギリシャ料理でもお米をよく使うのですね。
    やはりギリシャ料理とブルガリア料理は似ていますね。

  8. itsuko:

    ブルガリア研究室室長さん、

    私にとって夏にブルガリアへ行って一番楽しみなのがサルミを食べることです。
    今回作ったのはお肉が入っているものですが、個人的にはお米だけのものの方が好きです。
    サルミを作るのは面倒で難しいとずっと思っていたのですが、実際に作ってみると意外に簡単でした。
    問題はブドウの葉ですね。
    私も日本にある何かの葉で代用できないかと考えたことがありますが、まだ見つけていません。
    桜の葉で作ればまた違った味でおいしくできるかもしれませんね。
    一度作ってみたいです。

  9. itsuko:

    カトリーヌさん、

    ブドウの葉を日本で手に入れるのはやはりブドウを育てている方に
    分けてもらうぐらいしか方法はないでしょうね。
    瓶詰のものはたまに売られているようです。
    ヨーロッパではトルコ食材の店とかで瓶詰は簡単に手に入りそうです。
    私もブルガリアでブドウの葉でご飯を包んだサルミを食べると
    何か和食を食べたようにほっとします。

  10. itsuko:

    yukacan、

    ハハハ!yukacanにたった15枚?!って言われると思いました。
    前も30枚で30枚?!って言われたし!
    たった15枚でも私には貴重は貴重な15枚だったんですよ。
    これをどうやって無駄なくおいしく食べるか考えて、
    お米だけのものはあきらめました。だって15個、つまり1人7個ぐらい食べたら
    もっと食べたくなると思ったから。
    お肉多めのものだったら少しでも満足できるかなと思ったんだけど
    やっぱりもっと食べたくなりました。
    日本もそろそろ普通にブドウの葉を売ってほしいものです。

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