マッシュルームのドロップサルマ

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いきなりドロップサルマと言われても何のことかわからない方が多いと思います。ドロップサルマは、通常羊のレバーなどの内臓が入ったご飯を羊の腹膜で包んでオーブンで焼いたもので、うちの旦那さんも大好きな料理です。

私は内臓が苦手で、ドロップサルマをたまに味見程度食べることはありますが、好きではありません。でもこの料理は見た目がとてもおいしそうで、いつか食べれるようになりたいなと思いながら味見を続けています。私には、最初は食べず嫌いで、それから少し食べれるようになって、そして最後には大好きになった食べ物がたくさんあります。このドロップサルマも、こうして少しずつ食べていくうちに、いつか大好きになっているかもしれません。

TS3E0885 (ブルガリア料理レストランのドロップサルマ。)

マッシュルームを使うブルガリア料理を探していたときに、たまたま見つけたのがこのマッシュルームを使ったドロップサルマです。どんな味になるのか想像もつかず作ってみた料理ですが、うちの旦那さん、そして旦那さんの友達にも好評でした。

作り方は、羊の内臓の代わりにマッシュルームを使う以外はドロップサルマとほとんど同じで、味はあっさりしたマッシュルームのピラフといった感じです。

付け合せにぴったりの一品です。ヨーグルトと一緒にどうぞ。

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「マッシュルームのドロップサルマ」のレシピ(3~4人分)
(дроб сарма от гъби)

《参考》

全量のカロリー: 1200kcal

材料:

  • マッシュルーム 500g
  • 青ねぎ 3本
  • 米 100g
  • 卵 2個
  • プレーンヨーグルト 200g
  • 小麦粉 大匙1
  • パプリカパウダー 大匙1
  • 塩 小匙1
  • パセリ
  • 胡椒 少々

作り方:

  1. マッシュルームは8ミリほどの大きさに刻んでおきます。
  2. 青ねぎ、パセリは細かく刻んでおきます。
  3. 鍋にマッシュルームを入れ、ひたひたになるぐらいの水と塩少々(分量外)を入れて、マッシュルームが柔らかくなるまで茹でて、茹であがったらざるに上げておきます。
    茹で汁のうち200mlは後で使うので捨てずに取っておきます。
  4. フライパンに油大匙5を入れて中火で熱し、青ねぎを炒めます。
  5. パプリカパウダー、水気を切ったマッシュルーム、米を順に加え炒めます。
  6. パセリ、塩、胡椒を加え、マッシュルームの茹で汁200mlを加えます。
  7. 沸騰したら弱火にして、時々混ぜながら、米がほとんどの茹で汁を吸ってしまったところで火を止めます。
  8. 耐熱容器に薄く油を塗り、7.を入れます。
  9. その上に、ヨーグルト、卵、小麦粉を混ぜ合わせたものをかけて、200度に予熱したオーブンで30分焼きます。表面に少し焦げ目が付けば出来上がりです。

*油の代わりにバターを使って、バター風味にしてもおいしそうです。

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ブドウの葉のサルミ

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うちの旦那さんのお母さんに絶対に教えてもらおうと思っていた大好物の「サルミ」の作り方を教えてもらうことができました。

「サルミ」はブドウ、キャベツなどの葉っぱでご飯などを包んだ料理です。食べたことはありませんが、ビーツの葉で包んだサルミもあるようです。

今回ご紹介する「サルミ」は、ブドウの葉を使ったもので、お肉が入っていないご飯と野菜だけの「サルミ」です。私はこのお肉の入っていないものが一番好きです。ヨーグルトのソースも一緒に作りました。

以前、瓶詰めのブドウの葉を使って自分でこのサルミを作ってみたことがあるのですが、ブルガリアのレストランなどで食べたものとは微妙に味が違いました。旦那さんのお母さんに教えてもらえば、ブルガリア人だけが知っている裏技か何かがわかるかもしれないと楽しみにしていました。

生の葉っぱなのでまず塩茹でしないといけないのですが、茹でているときにすでにブドウの葉の匂いが漂ってきました。ブドウの葉がこんないい香りのするものとは知りませんでした。

旦那さんのお母さんの作り方を見ても、特に裏技などなく、正直、すごく簡単でした。でも私が以前に作ったものとは違う、ブルガリアの味がしました。

できれば生のブドウの葉を手に入れて作ってみてくださいね。私は日本でサルミ用にブドウを栽培しようと真剣に考えています!

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「ブドウの葉のサルミ」のレシピ(約30個分)
(лозови сарми)

《参考》

全量のカロリー: 1500kcal(サルミ)、 100kcal(ヨーグルトソース)

材料:

  • ブドウの葉 40枚ぐらい
  • 米 300g
  • トマト 中1個 (200g)あるいはトマトピューレ大匙4~5
  • タマネギ 中1/2個 (100g)
  • パセリ 1束 (20g)
  • ディル 5~6枝 (10g)
  • バター 大匙3
  • ヨーグルト 150g
  • にんにく 3~5片
  • 胡椒
  • パプリカパウダー 小匙1/2

作り方:

  1. ブドウの葉は洗っておきます。
  2. 米は洗ってざるで水を切っておきます。
  3. トマトは細かく刻んでおきます。
  4. タマネギはみじん切りに、パセリ、ディルは茎を取り除いて細かく刻んでおきます。
  5. 鍋にたっぷりの水を入れて塩少々を加えて火にかけ、沸騰したらブドウの葉を入れて2分ほど茹でてざるに上げて水気を切っておきます。(何回かに分けて茹でてもいいです。)
  6. フライパンに大匙2のバターを入れて中火で熱し、タマネギ、トマト、米の順に加えて炒めます。トマトピューレを使う場合は米の後に入れてください。
  7. 6.に水200mlを加え、塩小匙1と1/2、胡椒少々、パプリカパウダーを加えて混ぜます。
  8. そこに刻んだパセリ大匙5、ディル大匙1を加えて混ぜ、弱火にして、時々混ぜます。米が水をほとんど吸ってしまうぐらいになったら、フライパンを火から下ろします。
  9. 鍋を用意し、底に茹でたブドウの葉(破れたり小さいもの)を敷き詰めます。
  10. その上にブドウの葉でご飯を包んだものを並べていきます。
    包み方は、ブドウの葉の真中に小匙山盛り1ほどのご飯を載せ、まず葉の上、下を重なるように折り、その後90度右に回して下からご飯を包むようにくるくる巻きます。
    巻き終わったら鍋にロールキャベツを並べるときのように底に隙間なく並べます。これをご飯がなくなるまで繰り返します。(1段で並べられなければ2段になってもかまいません。)
  11. 10.の鍋に、ひたひたより少し多めの水とバター大匙1を加え、鍋に平らなお皿で落し蓋をします。そして鍋の蓋もして、中火で熱し、沸騰したら弱火で15分煮ます。その後鍋の蓋を外して数分加熱し、水分がなくなれば出来上がりです。
  12. ヨーグルトソースはヨーグルト、残りのパセリ、ディル、おろしたにんにくを加え、塩少々で味を整えて出来上がりです。

*ちょっと言い過ぎと思われるかもしれませんが、レストランで食べたサルミよりも家で作ったサルミの方がずっとおいしかったです。また、家で作ると好みの塩加減にできるのがいいですね。

ラム肉と米のオーブン焼き

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日本ではラム肉なんてなかなか食べれないので、ブルガリアにいる間にいっぱい食べておこうと思い、ラム肉を買いました。そして、最近あまりお米を食べる機会がないので、そのお米も一緒に食べれる料理を作ることにしました。

作り方はとても簡単で、肉もラム肉でなく、牛、鶏、豚肉でもおいしくできます。この料理はお肉よりもご飯の方がおいしいです。これだけの材料でこれだけの味を出せるのがブルガリア料理のすごいところと思います。

材料もそんなにいろいろそろえる必要はありませんので、ぜびお試しくださいね。

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「ラム肉と米のオーブン焼き」のレシピ(3~4人分)
(агнешко с ориз)

《参考》

全量のカロリー: 2400kcal

材料:

  • ラム肉 400g (他の肉を使う場合は脂の多い部位の肉の方がいいと思います。)
  • タマネギ 中半個 (100g)
  • トマト 小2個 (300g)
  • 米 1カップ(200ml)
  • 油 100ml
  • 塩 小匙1ぐらい
  • 胡椒 少々
  • タイム、セイボリーなどのハーブ 少々(なくてもOK)

作り方:

  1. ラム肉は脂を取り除き、一口大に切っておきます。
  2. タマネギはみじん切りにします。
  3. トマトは8ミリほどの角切りにしておきます。
  4. お米は洗ってざるで水を切っておきます。
  5. フライパンに油を入れて、中火~強火で熱し、ラム肉を入れ、焦げ目が付くまでよく炒め、お皿に取り出しておきます。
  6. 5.のフライパンで、そのままタマネギを炒め、タマネギが透き通ってきたら取っておいた肉をもどし、トマトも入れて更に1~2分ほど炒めます。
  7. 米を入れて1~2分ほど炒め、水400ml、塩、胡椒、ハーブを加えます。
  8. 沸騰したら弱火にして、米が水をだいたい吸ってしまった状態になったら火を止めます。
  9. 油(分量外)を塗った耐熱容器に8.を入れて、200度に予熱したオーブンで20~30分焼いて出来上がりです。

*使用する油の量が多いようですが、本当はもっと入れるところを減らしています。ブルガリア料理では、油をたっぷり使ってコクを出す料理が多いようです。カロリーが気になる方はもう少し油の量を減らしても大丈夫だと思います。

ピーマンの詰め物

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ピーマンの中に味の付いたごはんが入っているブルガリア料理です。ブルガリアには細長くて大きなピーマンがあるのでそれを使って作りますが、日本のピーマンは小さいので作るのは結構大変です。小さな口からごはんを詰め込まなければならないし、たくさんのピーマンが必要になります。 できるだけ大きくて肉厚のピーマンを見つけて作ってください。日本のピーマンで作るとごはんがあまり入らないのでちょっとピーマンの味が強い気がしますがそれでもおいしいですよ。

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「ピーマンの詰め物」のレシピ(16個分)
(пълнени чушки)

材料:

  • ピーマン 中16個ぐらい
  • 米 1合 (150gぐらい)
  • 豚か牛挽肉 120g
  • タマネギ 中半個 (100g)
  • トマト 中1/4個 (50g)
  • オレガノ 小匙1/2
  • セイボリー 小匙1/2
  • パプリカパウダー 小匙1/2
  • 塩 小匙1/2ぐらい
  • 胡椒 少々

作り方:

  1. ピーマンは洗ってへたの部分と中の種を取っておきます。
  2. タマネギはみじん切りにし、トマトは湯剥きをして細かく刻んでおきます。米は洗ってざるに入れて水を切っておきます。
  3. フライパンに油をひき、中火でタマネギを2分ほど炒め、挽肉を加えて更に炒めます。
  4. 挽肉に火が通ったら米を 入れて更に数分炒め、トマトを加え炒めます。
  5. 4.にオレガノ、セイボリー、パプリカパウダー、塩、胡椒を加えて混ぜ、水200mlを加えて混ぜます。水分がほとんど無くなったら火を止めます。
  6. ピーマンの中に塩ひとつまみ(分量外)をふりかけ、5.のごはんをスプーンと指で押し込みながら詰めていきます。口のぎりぎりまで詰めずに少しスペースを残しておいてください。
  7. バットに6.のピーマンを並べて、お湯をピーマンが1/3漬かる位まで入れて、200度のオーブンで30分ほど焼いてできあがりです。
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*オレガノ、セイボリー、パプリカパウダー、塩、胡椒の量はお好みで調整してください。私が実際に作るときには味見をしながら入れています。

チキンとマッシュルームのピラフ

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多分この料理が初めて旦那さんのお母さんに作ってもらったブルガリア料理だったと思います。一羽の大きな鶏の下にご飯が見えて、しばらく白いごはんを食べていなかった私は、ブルガリア料理にお米が使われることに少し驚き、またうれしく思いました。食べるととてもおいしくて、「あ、お母さん、料理上手。」って思ったのを覚えています。ヨーロッパ人なのにお米を食べると知って、すごく親近感も覚えました。

「チキンとマッシュルームのピラフ」のレシピ(4人分)
(пилешко с ориз и гъби)

材料:

  • 鶏モモ肉(皮付き) 500~600g
  • タマネギ 中1個
  • マッシュルーム 大5~6個(シメジ、生しいたけなどでもOK)
  • バター 大匙2
  • 米 2カップ
  • パプリカパウダー 小匙1
  • 塩 小匙2
  • ドライオレガノ 小匙1ぐらい
  • ドライセイボリー 小匙1/4ぐらい
  • ジャガイモ 400g(中3個ぐらい)
  • サラダ油 少々

作り方:

  1. ジャガイモは皮を剥いて5ミリぐらいにスライスし、少量のサラダ油をまぶして電子レンジでやわらかくなるまで加熱します。
  2. タマネギはみじん切りにし、マッシュルームは薄くスライスします。鶏肉は食べやすい大きさに切ります。米は洗ってざるで水を切っておきます。
  3. フライパンにバターを引いて加熱し、タマネギを炒めます。タマネギが透き通ったらマッシュルームを炒め、マッシュルームが少し柔らかくなったら米を加え軽く炒めます。
  4. 3.にパプリカパウダー、オレガノ、セイボリー、塩を加えて混ぜ、カップ3の水を加えて弱火で水分が無くなるまで加熱して日を止めます。
  5. バター(分量外)を塗った耐熱容器に4.のごはんを入れ、その上に皮の部分を上にして鶏肉を並べ、鶏肉に軽く塩(分量外)、オレガノ、セイボリーを振りかけます。
  6. あまったスペースに1.のジャガイモを並べます。
  7. 200度の予熱したオーブンで30分焼いて出来上がりです。

*ジャガイモはなければ入れなくてもいいです。

*ハーブ、塩の量はお好みで調整してください。

*ブルガリアの家庭では鶏を一羽使うことが多いようです。