ブルガリアのドーナツ?「メキツィ」

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子供の頃、母がおやつによくドーナツを作ってくれました。お店で売っているドーナツはそんなに好きではないのですが、イーストで発酵させた生地を棒状にしてねじった母手作りのドーナツは、砂糖をいっぱいまぶして食べるととてもおいしい。最近では年に1回ほど自分で作るぐらいですが、実家へ帰るとよく父が食べたいと言い出し、私もそれに賛同して、母がじゃあといって作ってくれます。父一人が食べたいと言っても、父と母2人で食べきれないので2人の時にはめったに作らないようです。

ブルガリアでは朝食に「メキツィ」と呼ばれる、イーストで発酵させた生地を薄い円形に成形して油で揚げる、ドーナツのようなものを食べます。熱いうちに、たっぷりの粉砂糖をかけていただきます。他に、生地の中にシレネ(ブルガリアの白いチーズ)を包んで揚げたものもあります。

油で揚げると聞くと、油っぽくてしつこくなるのではないかと思われそうですが、生地にヨーグルトが入っているせいか油っぽくならず、薄いのに柔らかくふわっとした生地になります。粉砂糖をかけてもべたっとしません。

生地は冷蔵庫で1週間ほど保存できるので、私は3日間連続でおやつに作って食べましたが、写真を見て今日もまた食べたくなってしまいました。揚げたてがおいしいので残った生地は冷蔵庫で保存して、食べるたびに揚げるのがお勧めです。

成形も意外に簡単に出来ます。油で揚げるのが面倒くさいなんて思わないで、一度作ってみてくださいね。

「メキツィ」のレシピ(直径15センチのもの18枚分)
(мекици)

《参考》
1枚のカロリー: 160kcal (吸油率15%で計算)
粉砂糖 小匙1のカロリー: 8kcal

材料:

  • 強力粉 500g
  • 塩 小匙1/2
  • インスタントドライイースト 大匙1
  • 牛乳 100ml
  • プレーンヨーグルト 250g

作り方:

  1. 牛乳、ヨーグルトは常温に戻しておきます。
  2. ボウルに強力粉、塩、イースト、牛乳、ヨーグルトを入れてよく混ぜ、一塊になったら台の上に取り出して、生地の表面がつるつるになるまでよく捏ねます。(15分~20分ぐらい)
  3. ボウルにラップか清潔なビニールヘアキャップでカバーし、30分発酵させます。(冬は暖かい場所で発酵させ、夏は暑いと発酵が早く進むので涼しいところに置くなど注意してください。)
  4. 発酵が終わった生地を18等分にして丸め、その上に濡れ布きんをかぶせておきます。
  5. フライパンに油(200mlぐらい)を入れて中火にかけ、油が十分熱くなったら、丸めた生地を両手に持ち、真中から外側に伸ばして、真中が薄く、外側が少し厚めの直径15センチほどの大きさにします。(きれいな丸にならなくても構いません。)
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  6. 伸ばした生地を油で揚げます。生地の端の方が薄茶色に色づいたら裏返します。
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  7. 両面きれいなきつね色になったら、ペーパータオルを敷いたお皿に上げて油を切ります。熱いうちに粉砂糖を振りかけて出来上がりです。

*生地を冷蔵保存する場合は、生地を30分発酵させてからビニール袋に入れて冷蔵庫に入れます。揚げる数時間前に冷蔵庫から出して常温に戻して使用します。(冷たいままだと成形しにくいです。)
冷凍保存もできると思います。冷蔵の時と同じようにビニール袋に入れてから冷凍庫に入れ、作りたい前の日に冷蔵庫に移して常温に戻して使用します。

*ブルガリアのお店で売られているメキツィはもっと大きいサイズだそうです。

mekici.jpg  これがメキツィを売っているお店。メインに売っているのはバニツァ(チーズパ イ)で、メキツィは朝8時半頃には完売してしまうそうです。旦那さんの友達がわざわざ写真を撮りに行ってくれたのですが、10時に行ったときにはもうメキツィ は売り切れだったのでメキツィの写真はなし。(photo by Sergio)

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