イラクサのスープ

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うちの旦那さんのお母さんがただ今我が家に滞在しています。そのお義母さんがわざわざオランダからイラクサ(ブルガリア語ではコプリヴァ коприва)を持って来てくれました。今回はそのイラクサを使ったスープを紹介します。

初めて食べたイラクサですが、ブルガリアでは道端に生えていて触れるとチクッと痛みが走る雑草のような植物です。食べてみると、特に苦味もなく、癖もなく、さっぱりしておいしかったです。

なぜこのような草を食べるのか?イラクサの効能を調べてみると、アレルギー性鼻炎の緩和や花粉症にもよいとのことでした。

日本でイラクサをどうやって手に入れることができるのかわかりませんが、このスープはほうれん草などで作ってもおいしいと思います。よろしければお試しください。

「イラクサのスープ」のレシピ(2~3人分)

(копривена чорба)

dsc_0001.jpg (茹でる前のイラクサ)

材料:

  • イラクサ 1/2束
  • にんにく 2片
  • タマネギ 1/4個 (50g)
  • 油 大匙2
  • 米 大匙2
  • トマトピューレ 大匙1 あるいは トマトか缶入りトマト 50gぐらい
  • パプリカパウダー 小匙1
  • プレーンヨーグルト 大匙2
  • 卵の白身 1個分

作り方:

  1. 鍋に水とイラクサを入れて中火にかけ、沸騰したら弱火~中火で5分茹でます。茹でた後茹で汁と葉に分け、葉はフードプロセッサーなどでピューレ状にしておきます。
    *茹で汁のうち、400mlほどは捨てずに取っておきます。
  2. にんにくはおろしておきます。
  3. タマネギはみじん切りにします。
  4. ヨーグルトと卵の白身は一緒にして混ぜておきます。
  5. イラクサのピューレ状になったもの、茹で汁400ml、にんにく、タマネギ、油、米、トマトピューレ、パプリカパウダーを鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にして15分ほど煮ます。
  6. ヨーグルトと卵の白身を混ぜたものをスープの入った鍋に加え、更に5分ほど煮て、塩で味を調えたら出来上がりです。

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牛肉の煮込みスープ 「テレシュコ ヴァレノ」

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今日はとてものんびりゆったりした気分でお風呂に入ることができました。それはブログで知り合ったお友達、ゆむるたさんからいただいたプレゼントの一つに、とってもいい香りのバスオイルが入っていて、それをお風呂に入れて入ったからです。

ゆむるたさんはドイツ在住、旦那様はトルコの方で、ドイツでの暮らし、お料理、家族の一員ふうたん(猫ちゃん)のかわいい写真など、楽しくそして時々シリアスな問題も取り上げたブログを書いていらっしゃいます。私のブログにもいつもコメントしていただいています。

昨年末、ゆむるたさんのブログでクリスマスプレゼントが当たるという抽選があったのですが、それに応募した私が見事当選したのです。郵便局の手違いで、本日プレゼントが届きました。

応募したときは当たるかどうか楽しみにして、当たった後はプレゼントが届くのを楽しみに待ち、プレゼントが届くと今度はそのいただいたプレゼントを使ったり食べたりするのが楽しみになっています。

dsc_0009a.jpg  (こちらがいただいたプレゼント。使い方などの説明を書いた紙も入れてくださっていました。)

プレゼントはバスオイルのほか、シュトーレンやチョコレート、ドイツの調味料、サラミなど、たくさ~ん、そしてどれも私好みのものばかりです。なぜ私やうちの旦那さんの好きなものがわかるの?って思うぐらいです。これからしばらく食べたり使ったり楽しめます。ゆむるたさん、どうもありがとう!

そして、ここからは寒い日にぴったりのお料理をご紹介します。

牛肉をぐつぐつ、野菜をぐつぐつ煮て出来上がりのスープ。牛肉は柔らかくなるまで2時間ほど煮込みます。お肉を煮込んでいる間、鍋からは牛肉のおいしい香りが漂ってきます。作るのは結構大変と思われそうですが、煮込んでいる間にパンを作ったり、ちょっと火を止めて出かけたりと、ほかの用事をしながら作ることができるので、意外とらくちんな料理です。

本当は根セロリとパセリの根を入れるのですが、代わりにセロリの茎とパセリの茎を入れました。パセリは大きく育つと結構大きな根を持つようになります。それを料理に使ってしまうようです。

このスープの面白いところは、食べる時に西洋わさび(ホースラディッシュ)と酢を合わせたソースで味付けするところ。今回は西洋わさびがないので、本わさび(チューブ入り)を使ってソースを作りました。わさびソースを入れることで味がしまるようです。

あまり出かけたくない寒い日には、のんび~り、おいしいスープを作ってみてはいかがでしょう。

「テレシュコ ヴァレノ」のレシピ(4人分)

(телешко варено)

《参考》
1人分のカロリー: 370kcal(オーストラリア産牛もも肉を使用)

材料:

  • 牛塊肉 (もも肉など) 500g
  • 人参 大1/2本 (100g)
  • タマネギ 中1/2個 (100g)
  • セロリ 1/2本 あるいは 根セロリ 50g
  • パセリ 5本ぐらい あるいは パセリの根 1~2個
  • ジャガイモ 中4~5個 (500g)
  • トマト 大1個 (250g)
  • バター 大匙1
  • 黒胡椒
  • ホースラディッシュ あるいは わさび(チューブ入り) 大匙1
  • 酢 大匙1
  • 塩 少々

作り方:

  1. 牛肉は大きめの角切りにします。
  2. 人参は角切りに、タマネギはみじん切りにします。
  3. セロリ(根セロリ)は小さめの角切りに、パセリは茎ごと細かく刻んでおきます。
  4. ジャガイモは大きめの角切りにし、トマトは一口大に切っておきます。
  5. 鍋に牛肉と牛肉が浸かるぐらいの水を入れて中火にかけます。
  6. 沸騰してあくが出てきたら一度お湯を全部捨てて、再び鍋にたっぷりの水を入れて、軽く蓋をして2時間ほど、肉が柔らかくなるまで弱火で煮込みます。
    *途中で水が少なくなったら足してください。
  7. 塩小匙1と1/2、人参、タマネギ、セロリ(根セロリ)、パセリを加え、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
  8. ジャガイモを加えて更に20分ほど煮込み、トマトを加え、ジャガイモが柔らかくなるまで煮込みます。
  9. 塩、胡椒で味を調え、最後にバターを加えて混ぜたら出来上がりです。
    お皿に盛り付け、お好みで摩り下ろしたホースラディッシュ(わさび)と酢と塩少々を合わせたソースをかけていただきます。

*煮込んでいる途中に水が少なくなったら足してください。

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白ネギのクリームスープ

おいしそうな太めの白ネギを買いました。鍋にして食べたらおいしいだろうなと思いながら買ったのですが、うちの旦那さんは鍋料理があまり好きではありません。すき焼きは味がしっかり付いていて好きだけれど、水炊きが苦手で、味のないスープの中で野菜を煮て何がおいしいの?と思うらしいです。

私一人で鍋をしてもおいしくないし、すき焼きをするのにおいしい牛肉もない、じゃあ白ネギをブルガリアで『プラス』(Праз、日本名:リーキ、リーク、ポロネギ)と呼ばれる白ネギに似た野菜の代わりに使ってみようと思って作ったのがこのスープです。

白ネギの甘味をしっかり味わうことができて、鍋で白ネギを食べれなかった私も十分満足のいくスープになりました。

にんじんが入っているので色は淡いオレンジ色。やさしい味のスープです。ぜひ作ってみてくださいね。

「白ネギのクリームスープ」のレシピ(6人分)

(крем супа от праз)

《参考》
1人分のカロリー: 120kcal

材料:

  • 白ネギ 太めのもので白い部分のみ 3〜4本 (600g〜700g)
  • ジャガイモ 中2個 (300g)
  • にんじん 大1/2本 (100g)
  • 油かバター 大匙1
  • 小麦粉 大匙1
  • バター 大匙1
  • パセリ(飾り用)少々
  • セイボリー 少々(お好みで)

作り方:

  1. 鍋に6カップ(1200ml)の水を入れて火にかけ、2センチぐらいの大きさに切った白ネギ、ジャガイモ、にんじんを入れ、野菜が柔らかくなるまで煮ます。
  2. 野菜が柔らかくなったら一旦火を止めて、鍋に入ったままの野菜をハンドブレンダーで潰して、粒が残らない状態にします。
    (ハンドブレンダーがなければ少し冷ましてからミキサーにかけるか、濾し器で濾してください。)
  3. 2.の鍋を再び火にかけます。
  4. 別の小さい鍋かフライパンに油(バター)大匙1を入れて弱火で熱し、(バターが溶けたら)小麦粉を入れてよく混ぜ、薄茶色になったら火を止めます。3.の鍋にお玉とスプーンを使って炒めた小麦粉を少しずつ溶かし入れます。
  5. 小麦粉がきれいに溶けたら弱火で15〜20分煮ます。
  6. 塩で味付けし、大匙1のバターとセイボリーを入れてよく混ぜます。
    刻んだパセリを散らして出来上がりです。

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土鍋で作る 「レンズ豆のスープ」

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ブルガリアで豆と言えばボップ(白いんげん豆)かレシュタ(レンズ豆)。我が家ではどちらも常備しています。

以前田舎でご馳走してもらったボップのスープは、それまでに食べたボップのスープとは比べ物にならないほどおいしいものでした。何か特別なものが入っているかと中に入っているものを聞いたのですが、私がいつも作っていたものとほとんど同じものが入っていました。違ったのは素焼きのポットを使って作っていたことぐらいでした。

                                 素焼きのポット。(参考に。)

鍋を素焼きのポットに変えるだけであれだけおいしいスープを作れるとは思いませんが、それ以来ブルガリアで豆を煮るときには素焼きのポットを使っています。実際に普通の鍋で煮るよりもおいしくできます。この素焼きのポットは豆を煮るだけでなく、ヨーグルトを作るのにも使われるそうです。日本では素焼きのポットがないので代わりに土鍋を使っています。今回ご紹介する「レンズ豆のスープ」も土鍋を使って作りました。

レンズ豆と野菜を30分ほど煮ただけでおいしくできるこのスープ。家に使いかけのレンズ豆はありませんか?あるならこのスープを作ってみてはどうでしょう?

「レンズ豆のスープ」のレシピ(4~6人分)
(чорба от леща)

《参考》
全量のカロリー: 1050kcal

材料:

  • 乾燥レンズ豆 200g
  • タマネギ 大1個 (340g)
  • にんじん 中1本 (160g)
  • にんにく 2片
  • 塩 小匙3
  • 油 大匙1
  • 小麦粉 大匙1
  • パプリカパウダー 大匙1/2

作り方:

  1. レンズ豆は洗ってざるで水を切った後、土鍋(なければ普通の鍋)に入れます。
  2. 鍋に水1500mlを入れ、蓋をして中火にかけます。沸騰したら弱火にします。
  3. 豆を火にかけたまま、包丁で潰したにんにく、みじん切りにしたタマネギ、粗みじん切りにしたにんじんを、切ったものから順に鍋に入れていきます。
  4. 豆と野菜が柔らかくなったら(約30~40分後)塩を加えます。
  5. 別に小さな鍋かフライパンを用意し、弱火にかけます。油を入れて油が熱くなったら小麦粉とパプリカパウダーを入れてすばやく混ぜ合わせ、むらなく混ざったら火を止めます。(焦げやすいので注意してください。)
  6. 5.をお玉とスプーンを使って少しずつ鍋のスープに溶かしていきます。全部きれいに溶けてスープに少しとろみが出たら出来上がりです。

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ラム肉とヨーグルトのスープ 「アグネシュコ チョルバ」

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昨日やっとブルガリアに到着しました。去年の夏に訪れたときには気温35度以上の猛暑だったのですが、今回到着した日の気温は23度でとても快適でした。

今日はソフィアの町を2時間ぐらい散歩しました。その途中、私がブルガリアで特にお気に入りの場所であるジェンスキパザールというソフィアで一番大きなパザール(市場)に寄りました。

うちの旦那さんからこのパザールが間もなくなくなるという話を聞いていたのですが、実際に行ってみてとても悲しくなりました。以前の姿はもうなく、パザールの所々に仮設の売り場らしきものがあって、そこで野菜やらサンダルやら、ごちゃごちゃに混ざって売られていました。以前の活気はなく、適当に物を集めて売っているようにしか見えませんでした。

野菜や果物をよくこのパザールで買っていた私にはかなりショックでした。スーパーでも野菜や果物は売っていますが、値段はパザールより2、3割高く、質もあまりよくありません。季節の野菜や果物が並ぶパザールで調達した野菜で料理をするのが楽しみだったのに、こんな姿になってしまってとても残念です。

パザールの一部は残されるようですが、規模はだいぶ小さくなってしまうと思います。うちの近所にも小さなパザールがありますが、規模が全然違うし、値段も少し高めです。悲しいことにブルガリアの面白い場所がどんどん消えて行きます。

本当はこのパザールの様子を紹介したかったのですが、あまりに悲惨な姿で紹介できません。そこでおいしいスープの紹介をさせてもらいます。ちょっと前にラム肉を使った料理を紹介しましたが、それと一緒にうちの旦那さんのお母さんが作ってくれたスープのレシピです。

この「アグネシュコ チョルバ」は見た目はいまいちおいしそうに見えないのですが、私はこれを一口食べて大好きになりました。スープといっても中にお米、ヨーグルト、卵が入っていて、ヨーグルトが入っているからちょっと酸っぱいのかと思ったのですが、酸っぱくなく、食べたことのない味のスープでした。おかわりしたかったけれど、あいにく人数分しかなく一杯しか食べれなかったので、今度は自分で作って思いっきり食べようと思っています。

このスープを肉なしで、じゃがいもやマッシュルームを肉の代わりにして作ることも出来るようです。実際に作ってみてからまた紹介しますね。

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「アグネシュコ チョルバ」のレシピ(4人分)
(агнешка чорба)

《参考》
1人分のカロリー: 250kcal

材料:

  • ラム肉 150g
  • タマネギ 100g
  • 米 100ml
  • プレーンヨーグルト 150g
  • 卵 1個
  • バター 大匙2
  • ベイリーフ 1枚
  • 赤唐辛子 小指ぐらいの大きさ(種なし)
  • トマトピューレ 大匙1と1/2
  • オレガノ 少々
  • パセリ 少々

作り方:

  1. ラム肉は脂を取り除き、5ミリぐらいの大きさに刻んでおきます。
  2. タマネギはみじん切りにします。
  3. ヨーグルトと卵はいっしょにして混ぜておきます。
  4. フライパンにバターを入れて中火で熱し、ラム肉、タマネギを炒め、ベイリーフ、唐辛子、オレガノを入れて更に炒めます。
  5. 別の鍋に水800mlを入れて火にかけます。
  6. 水がぬるま湯ぐらいになったらそのうちの50mlぐらいをコップに取り、その中にトマトピューレを入れてよく溶かし、4.のフライパンに入れてよく混ぜてフライパンの火を止めます。
  7. 5.のお湯の入った鍋に米を入れ、時々かき混ぜながら、米が柔らかくなるまで弱火で煮ます。
  8. 米が柔らかくなったら、6.のフライパンのラム肉のミックスを米の鍋に入れます。
  9. 15分~20分ほど弱火で煮ます。
  10. ヨーグルトと卵を合わせたものと細かく刻んだパセリを鍋に加え、中火で2~3分煮ます。塩で味付けして出来上がりです。