ブルガリアの平らなパン「ピトゥカ」

平べったくて表面に穴が開いているパンというから、フォカッチャみたいなパンかと思って作ってみたら、フォカッチャほどおしゃれなパンではありませんでした。
でも、何かブルガリアの田舎っぽい感じが気に入りました。
昔、ブルガリアが共産主義国になる前には、「フレバルニツァ」(あるいは「フルナ」と呼ぶこともあります。)と呼ばれるパン屋さんでこのパンが売られていて、バターやチーズを自分で持参すればそれを入れて焼いてもらったりできたそうです。
「フレバルニツァ」では、パンのほかに、家庭では焼くのが難しい羊の丸焼きなど大きなものも持って行けば焼いてくれたそうです。
もしかしたらブルガリアのどこかの田舎で、まだ「フレバルニツァ」があるかもしれません。。。。。あったらいいな。。。。。。
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「ピトゥカ」のレシピ(25cm×20cmの楕円形1個分)
(питка с мая)
材料:
- 強力粉 500g
- ドライイースト 小匙1と1/2
- 塩 大匙1/2
- 砂糖 小匙1/2
- ぬるま湯(40度ぐらい) 280ml
- 酢 大匙1/2
作り方:
- ボウルに材料をすべて入れて混ぜあわせて一塊になったら台の上に取り出し、生地の表面がつるつるになるまでよく捏ねます。(20~30分)
- 生地をボウルにもどしてカバーをして、2倍の大きさになるまで発酵させます。(1時間半~2時間)
- 台の上に生地を取り出し丸めます。手か麺棒で押さえながら伸ばして厚さ1.5cm、大きさ25cm×20cmぐらいの楕円形にして、クッキングシートを敷いた天板に載せ、濡れふきんでカバーをし、30分発酵させます。(一回り大きくなるぐらいまで。)
- 生地の表面にフォークの先で穴を開けて、220度に予熱したオーブンで15~20分焼いて出来上がりです。
*出来上がったらすぐにパンの上に濡れたふきんをかぶせて2~3分待つのがブルガリア流だそうです。