さやいんげんのムサカ

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ここ数日少し涼しくなりましたね。野菜は食べたいけれどサラダはあまり食べたくないというときにぴったりの料理が、この「さやいんげんのムサカ」です。

おいしさのポイントは、十分に柔らかく煮込んださやいんげん、そして一度フライパンでこんがり焼いた後に更にオーブンで焼いてさくさくになったジャガイモ。それからスライスしただけのトマトはオーブンで焼くとトマトソースに変身します!

味付けは塩胡椒のみ、それぞれの野菜をしっかり味わうことができる上、牛乳と卵のさらっとしたソースが味を引き立てます。

ぜひお試しくださいね。

「さやいんげんのムサカ」(2〜3人分)
(мусака със зелен фасул)

材料:

  • さやいんげん 250g
  • ジャガイモ 500g (小8個)
  • トマト 250g (大1個)
  • バター 大匙1
  • 牛乳 200ml
  • 卵 2個
  • 黒胡椒
  • 薄力粉 適量
  • 油 適量

作り方:

  1. さやいんげんは2〜3センチの長さに切っておきます。
  2. ジャガイモは3ミリほどの厚さにスライスし、軽く塩をしておきます。
    ジャガイモから水分が出たらペーパータオルで拭き取っておきます。
  3. トマトは半分に切り、3ミリほどの厚さにスライスしておきます。
  4. フライパンに少し多めの油を入れて中火にかけ、薄力粉をまぶしたジャガイモの両面をこんがりと焼いてお皿に取り出しておきます。
  5. 別のフライパンにバター大匙1を入れて中火にかけ、さやいんげんを加えて軽く炒めたら、ひたひたになるぐらいの水を加えて柔らかくなるまで中火〜弱火で煮ます。
    さやいんげんが十分に柔らかくなって水分がなくなったら、塩胡椒で味付けをします。
  6. 耐熱容器に半量のジャガイモを敷き詰め、その上に半量のトマトを敷いて、更にさやいんげんをのせます。
    その上に残りのトマト、ジャガイモをのせます。
    ジャガイモ、トマトを重ねる度に上から軽く塩胡椒をしてください。
  7. 6.の上に、牛乳と卵をよく混ぜ合わせたものを全体にかけ回し、180度に予熱したオーブンで30分ほど焼いたら出来上がりです。
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「カチャマック」を食べる!

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うちの旦那さんがず~っと食べたがっていた「カチャマック」。とうもろこしの粉を沸騰したお湯に入れて練り上げた食べ物―――そう聞いていた私はぜんぜん作ってみようという気にはなれませんでした。でもどうしても食べたくなった旦那さんが自分で作ると言って作ってくれたので、私も食べてみました。

練りあがったとうもろこしの粉の間にシレネ(ブルガリアの白いチーズ)を挟んで溶かしバターをかけ、上に『プルシュキ』という、豚の脂身を揚げたものをトッピングして食べます。ちなみにプルシュキはオプショナル。これをトッピングすることによってちょっとご馳走になるようです。

カチャマック自体の味は茹でたパスタのようで、そこにチーズ、バター、豚の脂身の濃厚さと塩味が加わります。プルシュキも豚の脂身を揚げたものと聞いていたので、私がずっと避けていた食べ物です。実際に食べてみると、カリッとしていておいしい!

出来上がった「カチャマック」を、うちの旦那さんは懐かしそうに、そしておいしそうに食べていました。ブルガリア人にはとても人気がある料理(?)のようです。私はと言うと、シレネでなくカッテージチーズで作ったせいもあるかもしれませんが、普通に食べれるけれどすごくおいしい!とまでは思いませんでした。でも、あと数回食べたら大好きになっている予感がする食べ物です。

「カチャマックとプルシュキ」のレシピ(4~5人分)

(качамак с пръжки)

材料:

  • コーンミール 200g
  • シレネ、カッテージチーズ、あるいはフェタチーズ 200~400g
  • 塩 小匙1
  • バター 100g
  • 豚脂身(ばら肉の脂身の多いところ) 300g

作り方:

  1. 大きめの鍋に水1200mlと塩小匙1を入れて沸騰させます。
    *カッテージチーズを使う場合は塩は少し多めに入れてください。
  2. コーンミール全量を一気に加えます。
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  3. コーンミールの真ん中にフォークなどで穴を開け、混ぜずにそのまま弱火で20分沸騰させます。
  4. コーンミールを茹でている間にプルシュキを作ります。
    豚肉を一口大に切り、多めの塩を全体に刷り込みます。
  5. フライパンを中火にかけて豚肉を入れ、時々混ぜながら10分ほど火にかけます。
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    豚肉の脂が半分ぐらい溶け出して肉がかりっとなったら火を止めます。
  6. コーンミールは20分沸騰させた後鍋を火から下ろし、すりこぎか麺棒で水分がなくなり固めのマッシュポテトのようになるまで、10分ほど練り続けます。
  7. お皿にできあがった6.の半量を入れて平らにし、その上にチーズを載せ、溶かしたバター半量を回しかけ、その上に残りの6.を載せて平らにし、5.の豚肉を載せます。
    その上に残りの溶かしバターをかけて出来上がりです。
    ケーキのようにナイフで切り分けて食べます。

*溶かしバターの代わりにプルシュキを作るときに出る油をかけたり、またはバターとプルシュキの油両方をかけたりするようです。

*伝統的な作り方では、とうもろこしの粉を1時間半煮て、その後40分練るそうです。

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オーブンで作る「田舎風フライドポテト」

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ブルガリアで『田舎風』と付く料理は、見た目をあまり気にせず、簡単においしく作れる料理が多いです。「田舎風フライドポテト」は、フライドポテトといっても油で揚げたりせず、たっぷりのバターをフライパンに溶かし、そこでスクランブルエッグを作るように混ぜながら焼きます。そして今回はもっと簡単に作るためにオーブンで焼きました。

茹でたジャガイモとチーズと卵を混ぜてオーブンで焼くだけですが、とてもおいしくて、付け合せにもぴったりです。余ってしまった茹でジャガイモやベークドポテトを使って作ってもいいと思います。

どうぞお試しくださいね。

「田舎風フライドポテト」のレシピ(5~6人分)

(картофи по селски)

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《参考》
全量のカロリー: 1250kcal(カテージチーズ200g、卵3個使用する場合)

材料:

  • ジャガイモ 中6~7個 (750g)
  • カッテージチーズ 200~300g あるいは シレネ(ブルガリアの白いチーズ)かフェタチーズ 200~250g
  • 卵 3~5個 (お好みで数量を変えてください。)
  • 塩 (カッテージチーズ使用の場合のみ) 小匙1
  • 黒胡椒 少々
  • バター 大匙3

作り方:

  1. ジャガイモは水から柔らかくなるまで茹でて、ポテトマッシャーか泡だて器で少し粒を残すぐらいに潰しておきます。
  2. 潰したジャガイモに、チーズ、卵、塩(カッテージチーズ使用の場合のみ)、黒胡椒を加えてよく混ぜ合わせます。
  3. 耐熱容器に大匙2のバターを溶かして流しいれ、その上にジャガイモ、チーズ、卵をあわせたものを入れて平らにし、その上に残りのバターを小さくちぎったものを散らします。
    *バターを溶かしてから耐熱容器に入れる代わりに、オーブンを予熱するときに耐熱容器にバターを入れて、バターを焦がさないように注意してオーブンで溶かしてもいいです。
  4. 200度に予熱したオーブンで30分ほど焼きます。焼き色が付いたら出来上がりです。

*今回はカッテージチーズ200gで作りましたが、卵は3個で十分おいしかったです。
シレネやフェタチーズを使う場合は卵を多めに(4、5個)入れたほうがいいかもしれません。

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ジャガイモのライス詰め

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「ジャガイモのライス詰め」は、本当はジャガイモをくりぬいて、そこに米と野菜を詰める料理ですが、今回は簡単にそのままジャガイモの上に載せてオーブンで焼いてみました。

牛乳とトマトジュースを合わせた桃色のソース。この料理にあまり合わないかな?と思うような色ですが、このソースと一緒に食べた方がほのかに牛乳の香りがしておいしいです。

ちょっと豪華なベークドポテト風です。ぜひお試しください。

「ジャガイモのライス詰め」のレシピ(約12個分)

(пълнени картофи с ориз)

《参考》
全量のカロリー: 1300kcal

材料:

  • ジャガイモ 中6個 (700g)
  • タマネギ 中1/2個 (100g)
  • 人参 中1本 (150g)
  • セロリ 1/3~1/2本 (50g)
  • トマト 大1個 (300g)
  • 米 1/4カップ (50g)
  • バター 大匙3
  • パセリ 5本ぐらい
  • 牛乳 100ml
  • トマトジュース 100ml
  • 塩 小匙1
  • 黒胡椒 少々

作り方:

  1. ジャガイモは皮を剥いて縦半分に切り、お皿に並べて油大匙1ほどを振りかけ、ラップをして、串がすっと通るようになるぐらいまで(7~10分ぐらい)電子レンジにかけます。
  2. タマネギはみじん切りに、人参、セロリは粗みじんに、トマト、パセリは細かく刻んでおきます。
  3. 米は洗ってざるにあげておきます。
  4. フライパンにバター大匙2を入れて中火で熱し、タマネギ、水50mlぐらいを加えて炒め、更に人参、セロリ、トマトを順に加えて炒めます。
  5. 米と水200mlも加え、米に火が通って柔らかくなるまで、時々混ぜながら弱火で熱します。
  6. 米が柔らかくなったら火を止め、パセリ、塩、黒胡椒を加えて混ぜ合わせます。
  7. 耐熱容器にジャガイモを並べ、その上に6.を載せ、その上に小さなバターの塊を載せます。
  8. 牛乳とトマトジュースを混ぜ合わせ、耐熱容器に流しいれます。
  9. 200度のオーブンで30分ほど焼いて出来上がりです。
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白ネギとトマトの煮込み

本当はリーキ(リーク、ポロネギ)とトマトを煮込んで作る料理ですが、簡単に手に入る白ネギを使って作ってみました。

刻んだ白ネギとトマトを煮込んで味付けするだけの料理です。トマトの酸味が効いていて、冷めてから食べるとサラダのようです。

簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。

「白ネギとトマトの煮込み」のレシピ

(салата от праз с домати)

《参考》
全量のカロリー: 320kcal

材料:

  • 白ネギ 白い部分のみ 2本 (200g)
  • トマト 中1個 (200g)
  • オリーブオイル (あるいは油) 大匙2
  • パプリカパウダー 小匙1/3

作り方:

  1. 白ネギはみじん切りに、トマトは細かく刻んでおきます。
  2. フライパンにオリーブオイル(油)を入れて中火で熱し、白ネギと水50mlほどを加えて炒めます。
  3. パプリカパウダー、トマトを加え、時々混ぜながら煮込みます。
  4. 水気がなくなったら、塩で味付けをして出来上がりです。
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