エタル野外民族博物館

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ブルガリア中部に位置するガブロヴォの町、そこから8キロ離れた山の中に「エタル野外民族博物館」があります。

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ブルガリア伝統工芸の職人たちが実演しながら工芸品を販売しています。

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こちらはお菓子屋さん。クッキー、飴などを売っていました。

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鍛冶屋さん。写真左に見えるアコーディオンのような形をしたポンプから伸びた紐を手で引っ張って空気を送り、炭の火を起こします。

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起こした火で鉄を熱してハンマーで叩いて成形します。ドアの金具などを作って売っていました。

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「ガイタン」という民族衣装などに使われる紐を作る機械。水力を利用しています。

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木材を加工して木製の入れ物などを実演販売していました。この木材を削るのにも水力が利用されています。

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職人さんたちのお店などが並ぶ建物の裏には小さな川があって、この川の水力が利用されています。

他に、アクセサリー、帽子、ガイダというブルガリアのバグパイプ、ハーブ製品、織物などの職人さんの店がありました。

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職人さんたちもすごいけれど、私はこちらの洗濯所の方がおもしろかったです。上から落ちてくる水の力を利用して、カーペットなど大きなものを洗います。

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水が横から流れてくるタイプのものもあって、じ~っと洗濯物と水の流れに見入ってしまいました。ここは今も現役で使われていて、実際にいくらかお金を払って自宅から持ってきたカーペットなどを洗うことができるそうです。

この水の勢いであればしっかり汚れを落とせそうでした。

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そして、もう一つ私が注目してしまったパン職人。この地域で食べられるパン「パルレンキ」をひたすら成形してレンガ造りの釜に入れて焼いていました。

私たちとしゃべりながらでも、ピザを作るようにボール型の生地を手で伸ばし、釜にてきぱきと入れていきます。焼きむらが出来ないように、長い棒の付いたスコップで上手く釜の中のパンの位置を変えていきます。

ここで焼かれたパンはここで食べることもできるし、持ち帰りもできます。私たちもその場で買って食べました。焼き立てのパンは何もつけなくてもおいしい!

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そして、この博物館では職人さんの実演だけでなく、昔の家の中の様子も紹介されていました。まずは台所。

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家の中にあるランプの後ろ側には必ず鏡が付いていて、ランプの光が鏡に反射してもっと明るくなるという仕掛になっています。ガブロヴォの人たちはけちといわれますが、本当は倹約家で賢い人たちだとよくわかりました。実際に鍛冶屋のおじさんの店では、蛍光灯の裏側にアルミホイルがしっかり張られていました。

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これは寝室。ここにみんなで雑魚寝をしたようです。

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この野外博物館にはちょっと休憩できるカフェもあって、トルココーヒーをいただきました。砂糖がたっぷり入っていてとてもおいしかった。

「エタル野外民族博物館」は、ソフィアから車で3時間ほどかかるところにありますが、伝統工芸を見ることもできるし、景色もすばらしいところなので、ブルガリアへ来ることがあれば立ち寄るといい所だと思います。特に人が少ない朝に散歩するのがお勧めです。(開館は朝9時ごろのようですが、特に入り口がしまっているわけではなく、早朝でも敷地内に入れました。入場料を後で払えばおこられないようです。)

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